自分の日記を読みかえして

冷静になって、北オセチアの事件に関する昨日の自分の日記を読み返してみて、思う。


・・・僕は、アホだ。
本当に腹を立てているのは、自分自身の無力さに対して、だろうに。
報道に八つ当たりしたって、僕自身の問題に対する答えにはならない。


そして。
学校を占拠した連中の大部分。それに、チェチェンで略奪や拷問を繰り返しているロシアの兵士たち。
戦争なんてなければ、彼らだって、僕達と同じように、平凡な日々を淡々と --しかしそれなりに幸せに-- 過ごしていたんだろうな、などと思う。


人を殺す必要なんて、なかっただろう。
今ごろ、家族や友人、恋人などと、時間を過ごしていただろう。
心が凍えるほど荒れ果てることも、なかっただろう。


僕達と同じ、普通の人達が、あれをやったんだ。