2004年8月21日 午前

電車に乗り、席が空いていたので座る。
左には同年代の女性、右には同じく同年代の男が座っていた。


しばらく座っていると、なぜか体が沈み、左の女性にもたれかかってしまう。
何度も姿勢を正すが、結局気が付くと、もたれかかってしまっている。
女性は不愉快そうにしている。


なぜ、体が沈んでしまう?と、不思議に思う。


その瞬間、自分が席に座っていないことに気が付く。尻の下の空間がぽっかりと空いている。席が無いのだ。
座席に座っていたつもりだったが、実際には空気椅子のような状態でふんばっていたのだった。


隣を見ると、右の男も同じ状態だった。僕は思わず


「なんか席無いっすよね。」


と声をかけ、二人で椅子を探しはじめた。


(電車の中であったはずだが、何時の間にかバーのカウンターのような場所に変わっている)


二人で席を探していると、左に座っていた女性が教えてくれた。
カウンターの手前の壁面に折り畳み式の座席が収納されていて、それを出して使えば良いのだと。


その後、女性と親しく話す。*1

*1:会話の内容は覚えていない