2004年9月9日 深夜

円形の噴水状の場所を通り、僕は地下へと降りた。
地下は、人気の無い、ひっそりとした地下商店街となっていた。


しばらく歩いていると、とある扉の向こうに人の気配を感じた。
扉を開けて中へと入ると、そこは驚いたことに風俗店で、下着姿の女性が大勢いた。
面食らっていると、そばにいた女性に声をかけられた。「ここは裏口なので、表にまわって入ってください。」


僕は急いでその店を出た。


風俗店を出てからしばらく歩くと、薬屋や病院がある一角へとたどり着いた。
乾燥させた薬草などが、天井からいくつも吊るされている。


さらに歩くと、博物館へとたどり着いた。博物館では、古代マヤの展示をおこなっているようだ。僕は興味にかられ、博物館の中へと入った。


中は薄暗く、壷などがガラスケースに入れられて展示されている。
僕はふと、何気なく天井を見上げた。


すると、空中に、巨大なマヤの戦士達の姿が、幻灯のようにいくつも浮かんでいた。僕はその光景に圧倒され、驚きのあまり絶叫した。


そこで目を覚ましたが、まだ完全に覚醒していないらしく、金縛りのような状態だった。


かろうじて右手が動く。そこで、右手を上げて見てみると、なんと腕が骨だけになっていた。


その後、誰かと対話する夢を見て、本当に目が醒めたが、どのような内容の対話だったかは、残念ながら思い出すことができない。