2005年10月8日 午前

動物園と遊園地とが一緒になったような場所へ、遊びに行く。


正門の前には、大きなダチョウがうろうろとしていた。
ダチョウに近付き、頭を撫でてやる。するとダチョウは僕にすりより、僕の手を犬のようにぺろぺろとなめた。僕は、「かわいいなぁ」と思うのだった。


入場券を買うために、チケット売り場に並ぶ。
並んでいる列の中に、OKを見かける。OKは、見知らぬ男性と親しげにしゃべっている。OKも僕の方に気が付いたようだが、気づかないふりをして、おしゃべりを続けている。


僕はOKに近付くと、「久しぶりだね」と声をかけた。
彼女は「うん」、と頷くと、うれしそうに僕の体に寄り添ってくるのだった。


その後、OKと、連れの男性と、もう一人、OKの知合いの男性と一緒に入場をする。
そのOKの知合いの男性は、さわやかな雰囲気の男だった。彼は場内の設備を使って、三人分のきれいな蝋燭をつくった。そして、一つは自分のものにして、後の二つをOKとその連れの男性へと渡した。その蝋燭は、円形で、平べったい形をしていた。僕は、蝋燭をもらえなかったから、という訳ではないけれど、「なんだかいけ好かない野郎だな」などと思ってしまうのだった。


その後、その三人と一緒に、円形の遊戯場へと行く。僕はそこで、OTと合流をした。
その円形の遊戯場はすり鉢状になっていて、緩やかな坂になっている壁をごろごろと転がり、中央のプールに飛び込む、という遊びが出来るのだった。


実際に、子供がごろごろと転がりながら、プールに飛び込んでいる様子を眺める。
プールの水は、濃紺色で、とても深いように思えた。


OTがやる気満々で挑戦しようとしている。
それを見た僕は、「一番高い所からやってみなよ!」とはやしたてた。そこでOTは、本当に一番高い所から転がり始めるのだった。


ところが。
転がり始めたOTは、途中で大きくジャンプして、遊戯場の外へと飛んでいってしまった。
しかし、外にいた人々がちゃんとキャッチしてくれていて、OTは無傷ですんだのだった。