寄り道



若干寄り道をして、「ユングを求めて―歴史的・哲学的探究」(ISBN:4892270393)を読みはじめた。


著者は、その序論において、ユングがいまだに「神秘主義者」といった受け取り方しかされず、神学や新しい世代の思想家達には多大な影響を与えたにもかかわらず、西洋文化の学問的守護者達からは軽蔑的な扱いを受けている、と指摘している。
また、自身の目的については、現代の思想家としてのユングの重要性を主張し、同時にその思想の明らかな難点や弱点にも注意を向けることにある、としている。


思想史家の立場からユング現代思想の中に位置づける、という内容。僕自身のユング理解の一助としたい。

夢の記録について



id:t_kei:20040430にて、夢の記録を公開するとしたが、どのように公開するか、いまだ躊躇が続いている。