2005年7月9日 朝

収容所のような場所。
僕はその収容所の虜囚で、脱走の機会をうかがっていた。


深夜。
僕は施設を抜け出すと、収容所に張りめぐらされている電線に、手にはめられた手錠を巻き付け、すべるように滑空していった。*1
滑空している途中、看視に見付かってしまう。サイレンがなり、サーチライトがあたりを照らす。しかし、なんとか収容所の壁までたどり着いた。


警備員が駆けつけ、僕にマシンガンをつきつけてきた。
しかし、僕は逆にマシンガンを奪うと、容赦なく警備員を撃ち殺した。


場面が変わる。


僕は収容所を無事抜け出し、奪ったマシンガンを持って逃走していた。
時刻は、すでに昼間となっている。


ヘリコプターが僕を見付け、追いかけてきた。
僕はマシンガンをヘリコプターへ向けて撃ち始め、銃撃戦となった。
明らかに僕が不利だったが、運良くヘリのエンジンに弾が当たり、ヘリは墜落してしまう。


僕は墜落した場所へ駆けつけた。すると、ヘリに乗っていた何人かが、無傷で生き残っていた。
どうやらヘリは、地元の名士を運んでいる途中だったようだ。生き残っていたのは、地元の名士と、その息子、娘、そして執事だった。
僕はその四人を人質にすると、再び逃走を開始した。

*1:冷静に考えると、物理的に不可能だけど