2005年7月9日 昼

仕事中。
仕事を抜け出し、自動販売機でジュースを買うことにする。


自動販売機でジュースを選んでいると、犬を連れた男が僕の背後を通りかかった。
どうも、犬はいまいち男の言うことを聞いていないようだ。


犬が僕に近付いてくる。
すると突然、犬は僕の尻に噛みついてきた。激痛が走る。
手ではずそうとするが、犬は牙をつきたてて、離そうとしない。
飼い主の男は、ボケーっと、それを見ている。


僕は激怒し、ジャンプをすると、犬の頭を地面に叩きつけた。尻の下敷にしてやったのだ。さらに、そばにあった電柱に何度も犬の頭を打ち付けた。


犬は口を離し、一目散に逃げ出した。僕は持っていた傘を振り回し、犬を追いかけた。逃げる犬は、道路に飛び出してしまう。そして、車にひかれて、あっけなく死んでしまった。


犬が死んだと言うのに、相変わらず飼い主の男はボケーっとしている。
僕はそれに腹をたて、破れたズボン代と怪我の治療費を請求した。


まずは、男を連れて、病院へと行くことにする。(ちなみに、男は死んだ犬を抱えている。)
その町を歩くのは久しぶりだった。そのため、病院がなかなか見付からない。
記憶をたよりに探していると、ようやく病院が見付かる。


一瞬、「そういえば、保険証を持っていない!」と思ったが、ポケットに保険証が入っていることを思い出す。


病院の受付へと行き、怪我の症状を話す。
すると、受付の看護士は、「皮膚科にまわすべきかしら、それとも外科かしら。。」と言い、迷っている様子だった。