2005年8月18日未明

全裸の男女数人と、一緒にいる。
城のような場所で、長い廊下が延々と続いている。
僕等は仲間で、僕は、仲間の中で指導的な立場にいるようだった。
仲間の中には妙齢の女性がいて、彼女を守ることが僕等の使命なのだ。


あたりを警戒しながら廊下を進む。
すると突然、仲間の男女二人が狂ったように叫び始め、どこからか持ち出したナイフで、切り合いを始めた。
女性の方が、深手をおって床に倒れる。
驚きながら彼らを見ていると、倒れた女性が突然こちらを向き、ニタっと病的な笑みを浮かべた。
そして、這いながらこちらへ向かってくるのだった。
はっと気が付くと、妙齢の女性をのぞき、他の仲間は皆狂ったようになっていて、僕と妙齢の女性を襲おうとしている。


僕は、一人からナイフを奪うと、妙齢の女性を連れて逃げ出した。
後ろから、狂ったようになった仲間たちが、追ってきている。


走りながら廊下の角を曲がると、前方にも彼らが待っていた。
廊下は、四角形になっていて、ぐるっと回り込むことが出来たのだった。
僕達は、前後を挟まれてしまった。


突然、これは夢だと気が付く。
僕は恐れることはないと自分に言い聞かせて、彼らの方へと歩み寄っていった。
すると、彼らも、妙齢の女性も、すぅっと姿が消えてしまったのだった。

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最近、いわゆる明晰夢を見ることが、妙に多い。