ふと考えたこと。

多くの人が現状に対し、回復困難な問題に直面していると無意識裡に直観し、それに対し、全く新しい回答が必要だと感じているとして。
そのイメージを投影した先が、実際には何ら新しい生命を持たない、倉庫の奥から取り出してきたような、使い古した発想に支えられている。
その顛倒が、事態をより混迷へと追いやっているのではないだろうか。