2005年9月22日 未明

今回は便宜上、夢の内容を枠で囲んでいる。

仕事用の鞄の中身を整理している。


鞄の中は、いろいろなものが詰め込まれていて、ぐちゃぐちゃになっていた。
僕は、必要なもの・そうでないものを取捨選択していった。


そして。
詰め込みすぎて、ぱんぱんに脹れあがっていた鞄は整理整頓され、すっかり、スリムな状態に変わった。


僕はそれを見て、強い満足感をおぼえるのだった。


この夢を見た後、僕は、かつて見た夢を思い出した。
その夢は高校時代に見たもので、以下のような内容であった。

学校の教室に置いてある僕の学習机には、外に溢れ出しそうな程、教科書が詰め込まれている。
僕はさらに教科書を詰め込もうとするが、当然入らない。


僕は思わず、「あー、これじゃあ、もう入るわけがない。。」と呟くのだった。


夢の中で呟いた直後、僕は目を覚ました。
そして、「全くその通りだな。」と納得し、それ以来、勉強することを放棄してしまった。
それどころか、体系だって何かを学ぶということを、一切拒絶するようになっていた。


それから、何年が経過しただろう。
今になってようやく、机(鞄)の中は整理された。


長い、長い時間を費してしまった。しかし、決して、無駄な時間だったとは思わない。