2005年9月23日 早朝

家具などを移動させて、部屋の模様替えをしている。


模様替えが一段落した後、ベランダの鉢植えをいじり始めた。
土の入れ換えをおこなったり、しおれかけた鉢植えに肥料をやったりして、その作業も間もなく一段落する。


鉢植えをいじる作業を終え、ふと部屋の床を見ると、30cmはあろうかという巨大なミミズが、のたのたと床を這いまわっていた。
ミミズは、まるで蛇のように体をくねらせながら、もの凄いスピードで、窓へと近付いていった。
そして窓を飛び出すと、先ほどまで僕がいじっていた、鉢植えの土の中に勢い良く潜っていった。
それを見て僕は、「ミミズがいてくれれば、土も良くなるな」と思うのだった。


あらためて部屋の床を見渡してみると、米粒よりも小さな蟻たちが、一生懸命餌を運びながら、ベランダと部屋の中を往復しているのに気が付くのだった。